品種紹介
昔ながらの夏ミカンの枝変わりとして昭和初期に誕生しました。夏ミカンよりも酸味が少なく食べやすいことから各地へと普及していきました。果実の大きさや果肉の様子など文旦系の特徴を持っていますが、ほろ苦く甘酸っぱい風味は甘夏ならでは。春先の柑橘として親しまれてきた柑橘です。
厚めの内皮をしっかりとってからお召し上がりください。ひと手間かけるに値する美味しさです。また、甘夏の厚い果皮はマーマレードやピールといった加工にも向いています。果肉から果皮まで楽しめるのも甘夏の魅力です。
ムッキーちゃんを使うと食べやすいですよ。
無茶々園での栽培
甘夏が普及し始めた当初から明浜でも作られてきました。この地では50年以上の歴史があります。品種が移り変わっていく中でも、甘夏の生産量は安定しており、昔も今も地域を支える大事な品種の一つです。明浜意外での生産も広がっており、愛媛の南端・愛南町では若手生産者グループ「てんぽ印」などが出作り栽培を進めています。

旬は3月〜5月。3月の甘夏は酸味も強くインパクトある味ですが、徐々に酸味がとれてまろやかな風味になってきます。マーマレードなどに加工するなら皮のしっかりしている4月までがおすすめです。
そのまま食べるのはもちろん、
サラダなどの料理の具材にしたり、
マーマレードやピールに加工したり、様々に使える柑橘です。

とにかく無農薬で作りやすい品種といえば甘夏です。樹勢が強いために少々の病害虫では弱ることがありません。樹齢を重ねた大木になっても毎年しっかり実を成らせてくれます。
3月から5月と出荷期間は長いですが、後ろに行くほど酸味はまろやかになり、逆に春の温度上昇と降雨の影響で外観は悪くなっていきます。しかし、汗ばむころほど美味しく感じる初夏の味です。
|
| 酸味 |
強い |
| 甘み |
ふつう |
| 内皮 |
かたい |
| 外皮 |
厚くかたい |
| 皮の色 |
黄色〜淡いオレンジ |
| 種 |
あり |
| 果汁 |
ふつう |
| サイズ |
9〜12�� |
| 一玉の重さ |
300〜450g |
甘夏のマーマレード
材料
・甘夏 2玉(約700〜800g)
・砂糖 245〜280g(柑橘の重量の35%が目安)
作り方
・甘夏の皮を洗い、半分に切ります。
・果汁を搾り、皮から実を内皮ごと取り除きます。搾った果汁は後で加えるので取っておいてください。
・内皮を取った外皮を薄く(1〜2mm程度)スライスします。皮が汚れている部分は取り除いてください。
・薄切りにした外皮を、水をはった鍋にいれて3回ほど茹でこぼしてください。
・茹でこぼしおわったらお湯をしっかり切ります。
・スライスした皮、砂糖、搾った果汁を鍋に加え、弱火でじっくり煮詰めます。
・果汁が半分ほどになったら煮詰めるのをやめ、冷まして出来上がり。
・煮沸殺菌した容器に口までいっぱいに詰め、ふたをして保存します。
柑橘マーマレードのお好みはひとそれぞれ。このレシピを参考にして、いろいろな柑橘や作り方にチャレンジしてください。失敗を恐れず経験を重ね、自分好みにアレンジしていただけると幸いです。

外観についてご理解ください
器量はけっして良くありません。
農薬の使用は最低限に抑えていますので、見た目はピカピカではありません。果皮につく病気の痕や、昆虫の付けた小さな傷など、少なからず外観は悪くなります。
また収穫期にワックスや防腐剤、ホルモン剤なども使わないため、外皮がしなびたりヘタが落ちやすくなります。ただし、極端に外観の悪いものや鮮度には気をつけて発送いたします。
果実の大きさは様々です。
外観の良さが重視される一般流通ではサイズ分けが基本になっていますが、本来樹から取れる果実は大きさが不ぞろい。また年によっても大きさの傾向は異なり、毎回キレイにサイズが揃うものではありません。極端に大きいもの、小さいものは除いて、大小サイズ混みで箱に詰めて発送いたします。
価格
3kg(10玉前後)1,680円(税込)
5kg(15玉前後)2,680円(税込)
7kg(16〜25玉)3,700円(税込)
10kg(25〜30玉)5,100円(税込)
内容