品種紹介
一度手にすると忘れがたい個性がある黄金柑。出回る量の少ない珍しい品種ですが、実は国内では昔からあった在来の柑橘で、明治時代には鹿児島で作られていた記録があるそうです。当時は「黄蜜柑」と呼ばれ、これが正しい名称のようですが、いまは黄金柑として通っております。誕生の由来はわかっていませんが、柑橘の原種ではなく、ユズやミカンなどの自然交配で発生した品種と考えられています。
黄金柑は柑橘の中でもキンカンについで小さい品種です。ただ、系統の違いや着果の程度によって大きさに差が出やすく、ピンポン玉くらいからテニスボールくらい(温州みかん大)までの果実ができます。 鮮やかな黄色はユズを思わせますが、生食できないほどの酸味はなく、むしろしっかりした甘みが楽しめます。柑橘のおいしさを決めるのは、甘み・酸味がまず思い浮かびますが、実は香りも重要な要素。黄金柑には甘くすっきりとした芳香があります。甘みや酸味にこの香りも加わって、風味のバランスが良い柑橘です。
無茶々園での栽培
黄金柑は全国的にも生産量が少ない柑橘で、無茶々園でもまだまだ作っている生産者・生産量が限られています。昔から少しずつ植えられていましたが、出荷用にまとめて植え始めたのはこの10年くらいのこと。これから徐々に生産量も増える見込みです。

3月下旬から4月にかけてが収穫と出荷の時期。出始めは酸味がありますが、後半ほど角が取れてきます。
内皮にはそれほど厚みはなく、外皮をむいてそのまま食べることができます。

樹上で越冬させる品種は寒害対策や鳥害対策に手がかかりますが、黄金柑も例外ではありません。一玉ずつ袋で包むには小さすぎ、樹を丸ごと覆ったり、枝ごとに覆ったりと、農家ごとに工夫しながら取り組んでおります。
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| 酸味 |
やや強い |
| 甘み |
やや強い |
| 内皮 |
薄くそのまま食べられる |
| 外皮 |
厚めだがむきやすい |
| 皮の色 |
黄色 |
| 種 |
あり |
| 果汁 |
ふつう |
| サイズ |
3.5〜7�� |
| 一玉の重さ |
30〜120g |
外観についてご理解ください
器量はけっして良くありません。
農薬の使用は最低限に抑えていますので、見た目はピカピカではありません。果皮につく病気の痕や、昆虫の付けた小さな傷など、少なからず外観は悪くなります。
また収穫期にワックスや防腐剤、ホルモン剤なども使わないため、外皮がしなびたりヘタが落ちやすくなります。ただし、極端に外観の悪いものや鮮度には気をつけて発送いたします。
果実の大きさは様々です。
外観の良さが重視される一般流通ではサイズ分けが基本になっていますが、本来樹から取れる果実は大きさが不ぞろい。また年によっても大きさの傾向は異なり、毎回キレイにサイズが揃うものではありません。極端に大きいもの、小さいものは除いて、大小サイズ混みで箱に詰めて発送いたします。