見た目は悪いですが、果汁用としてどうぞ
無茶々園のレモンはできるだけ農薬を使用せず栽培しています。そのため、外観はピカピカでないのが前提ですが、「深いカイヨウがいくつもついている」、「ひどいソウカ病が果皮にべったりついている」ような果実は規格外としています。
「わけありレモン(果汁用)」は、このような規格外の果実を有効活用するための企画です。外皮こそ使うことはできませんが、果汁は十分に搾ることができます。通常のレモンより安価でご提供しておりますので、お料理やお菓子作りなどで果汁をたくさん使われる方はぜひ利用いただけると幸いです。ただし、在庫限りの販売となる点は何ぞとご理解ください。

12月頃から黄色に色づきます。

果汁用としてご活用ください。深いキズがある場合は、果皮を削ってから搾るのをおすすめします。
品種紹介
レモンの原産地はインドのヒマラヤ山麓と言われています。香酸柑橘の代表的な品種であり、世界各地で栽培されています。日本には明治時代にアメリカから持ち込まれ、瀬戸内地方を中心に栽培されてきました。
レモンはみかんなどの柑橘と異なり、四季咲きといって一年に何度も花が咲きます。もちろん春の花が栽培の中心ではありますが、大きく太った果実の隣に小さく青い幼果が付いてるのはレモンならでは。

10月から11月はまだ果皮は緑色です。
無茶々園での栽培
レモンも昔から小規模に栽培されてきましたが、生産量が増えてきたのは2005年以降のことです。レモンにもいろいろと種類がありますが、無茶々園で植えているのはユーレカやビアフランカの系統の品種です。

出荷時期は10月~翌春までと長いのが特徴です。果汁が溜まり出荷が始まるのは10月ですが、まだ果皮は緑色です。秋が深まるにつれて徐々に黄色く色がつき、レモンイエローに変わるのは12月頃でしょうか。

青い時期のレモン。少し果皮が厚めです。

最近本格的にレモン栽培に取り組んでいますが、難点は寒さに弱いこと。特に冬に厳しい寒波が来ると落葉して樹が弱り回復までに何年もかかってしまいます。また、レモンの枝には鋭いトゲがあり、強風に吹かれると果実や葉に傷がついて病気の原因にもなります。
今後は加工品の開発にも力をいれるべく植える本数を増やしていますが、天候に振り回されて苦戦しながら作っているとことです。
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酸味 |
とても強い |
甘み |
弱い |
内皮 |
かたい |
外皮 |
かたい |
皮の色 |
緑色 |
種 |
なし |
果汁 |
多い |
サイズ |
5~7.5㎝(横径) |
一玉の重さ |
100~200g |
外観についてご理解ください
器量はけっして良くありません。
農薬の使用は最低限に抑えていますので、見た目はピカピカではありません。果皮につく病気の痕や、昆虫の付けた小さな傷など、少なからず外観は悪くなります。
また収穫期にワックスや防腐剤、ホルモン剤なども使わないため、外皮がしなびたりヘタが落ちやすくなります。ただし、極端に外観の悪いものや鮮度には気をつけて発送いたします。
果実の大きさは様々です。
外観の良さが重視される一般流通ではサイズ分けが基本になっていますが、本来樹から取れる果実は大きさが不ぞろい。また年によっても大きさの傾向は異なり、毎回キレイにサイズが揃うものではありません。極端に大きいもの、小さいものは除いて、大小サイズ混みで箱に詰めて発送いたします。
価格
1kg640円(税込)
3kg1,820円(税込)